51.手に入れたかったのか、壊したかったのか。そもそも『手に入れたいモノ』は何だったか。
52.あの時失くした片道切符。（あの場所に辿り着いていたら、或いは）
53.「I love you」に貫かれる。
54.今日もあなたの声が聞こえない。
55.箱庭から眺めた空。
56.「この扉、開けるのにコツが要るんだ」
57.唇の端にこびり付いた嘘。
58.「君と追いかけっこをするつもりはないんだ」（追い越したら、どうかそのまま走り抜けて）
59.あなたが欲しかったのは、「私」じゃなくて「優しい言葉」だったんだね。
60.対等であるが故の盲目。（気付けなかった、隣に並んだ君の涙）

61.私が嫌いな私の事を、好きになったりなんかしないで。
62.「匂わせるように嘘を吐くのね」
63.炭酸水に放たれた魚。
64.貴方が背伸びをするから、いつまで経っても届かない。（小さな私と大きな貴方）
65.君が壊して僕が直して。それが僕達の関係。
66.「世界一悪い事って何だと思う？」
67.シンプルな気持ち、無様なデコレーション。（渡したかったのはこんな物じゃなかったのに）
68.泳がせた視線は、いつだって君に掬われるんだ。
69.「隠さないで。暴きたくなる」
70.さよならは明日言えば良いと思ってた。

71.包帯の下は無傷。
72.アイスクリームみたいな恋だった。
73.思い出して、初めて忘れていた事に気付いたよ。
74.「僕にとっては正解だったよ、間違いなくね」
75.「何も出来ないなら、せめて笑えよ」
76.最初に殺した相手の名は、感情。
77.路地裏の葬式。
78.大事にしていた空箱。
79.逆算と誤算によって導き出された答えは。
80.題名が三つある本。

81.幸せのどん底、何気ない不幸。
82.暴力的なまでに、笑顔。
83.「失くせるものがあれば良かったのだけど」
84.君が居ても、居なくても。（僕は駄目になってしまうんだ）
85.誤字脱字だらけの本音。
86.潔癖症のキス。
87.焦げたトーストにジャムを塗りたくるような。（そんな恋心）
88.慰めの飴。
89.憂鬱な衝動。
90.絡まった赤い糸と、糸切り鋏。（もうすぐ終わる）

91.温度のない呼吸。
92.きれいに汚れたひと。
93.そうしていつか、現実という名の地面に叩きつけられるのだろう。
94.重ねる度に薄っぺらくなる。
95.噛み合わない合言葉。
96.「コンティニューしますか？」（100円で救える命があります）
97.晴れ渡った空は終わりの前兆のような気がして。（今日も顔を上げられない）
98.空に溺れ、海を見上げる。
99.結露する愛情。
100.「本気じゃないって言ってよ」

101-150